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玄米のススメ

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昨年末、ニューヨークから友人が来たとき、二人で
球磨村の川辺の土手に座って食べたお弁当です。

酵素玄米のおにぎりに、
うめぼし、高菜漬け、明太子、大根の漬物がはいってます
酵素玄米は、お弁当にするとおいしさがさらにアップ!
と思ってます。
海苔や梅干との相性がいいせいでしょうか。


玄米も白米もどちらも好きなので、
ふだんは一定しないのですが(同時に白・黒両方炊いていることも珍しくない)
年明けからは玄米が多くなってます。

内布家は、半世紀前から玄米が主食だったそうで、
夫も物心ついたときから玄米。
お弁当も玄米。
学校中で、ほかに茶色いごはん持ってきている人がいなかったらしいと、しゅうとめがいってました。

私と玄米の出会いは、20代後半。
ニューヨークで買った、まだ日本に入ってなかったルクルーゼで炊いてましたが
その後、炊飯器で玄米が炊けるようになって、たまに玄米を炊いてましたが
たいしておいしくなかった(笑)

開眼したのはその数年後。
友人宅で、長岡式酵素玄米を食べたときでした。

「なにこれ、すんごい、おいしい」
と、人んちにきていきなり三杯もおかわりしてしまいました。
おかずはお味噌汁と、白菜の煮付けだけだったけど、
ごはんのおいしさで、おかずなんかいらないわ状態。

その友人はそれからすぐに海外に移住し、
もういらないからと、長岡式の炊飯道具一式を貰い受けました。

今にいたるまでそれを使っています。

玄米が嫌いとか、おいしくないとかいう声をとてもよく聞きます。
どうしても玄米とは相容れない人もいると思いますが、
おいしい玄米に出会ってないだけもしれないと思ってしまいます。


最近は長岡式の炊き方のめんどくささが時流に反するのか、
手軽に美味しく炊ける炊飯器が出ています。

発芽させて酵素玄米にする「クック圧力名人」というのがすごいのです。
知人宅で絶賛しているので食べさせていただき、ほんとにおいしいなと思いました。

うちの長岡式のセットは20年選手ですが壊れないので、買うことはないと思いますが。


最近は発芽玄米にして、長岡式で炊くというのもときどきやってます。
かなりおいしいです。

ふたりで、一日三合のごはんをぺろりと食べてしまって
「食べすぎかな」
と微妙に反省したりしますが、玄米はいっぱい食べても太らないので、まあ、大丈夫。

(東京でひとり暮らししているときの私は、毎食三杯、酵素玄米を食べていました。
おかずはシンプルに納豆、味噌汁、あと一品くらいでも十分シアワセになれました♪)


お客さんから「オタクの米は発芽しますか」と聞かれたことがありまして、
発芽しない米があるのだろうか、と疑問に思い、
あれこれ試しましたが、
農薬を使っている、普通の栽培方法の米でも、発芽はしましたので、
発芽しないのはどういうお米?
と最近米農家に聞いたら、
「傷ついているとか、古いとか?」
と、あいまいなお返事でございました。

発芽させるほうがGABAがでて健康的だから、というのは考えてなくて
発芽させたほうがおいしいと感じるのでそうしています。
発芽を確認するのも楽しくて。

発芽のさせかたは、40度くらいのお湯に一日つけておくだけです。
温度が下がらないように大きな鍋などでくるんでいますが、6時間くらい微温が保てればいいんじゃないか
というかんじで、厳密なことはなにもしれいません。


発芽させた玄米を酵素玄米にするのは健康的ではないという意見があるそうです。
いまのところそういうことにもかまっていません(笑)


どんなスタイルで玄米を炊いてもは、玄米って噛むごとにおいしくなるので、たくさん噛みます。

酵素玄米は、やわらかくて、モチモチしているので、
消化のためにはそれほど噛む必要がありませんが、
噛むほど唾液がでて消化酵素が出るという意見は採用して、
百回目標(あくまで目標)で噛んでいます。
ときに二百回噛んでいるというつわものの話も聞きます。
昨日それにもチャレンジしてみましたが、
ランチタイムがなかなか終わらず、フルコースのディナー並みの時間がかかり、
残されて給食食べている人みたいでした。
ランチ食べているうちに佐川さんが集荷に来てしまって、「えーもう夕方!」と、あわてました

・・・・まあスキズキですから。適当に流してください・・・・


JJ米の順子さんのとこにいくと、いつもおいしいご飯が食べられます。
先日は、大きな土鍋で3時間くらいことこと炊いた玄米が、柔らかくてめちゃくちゃにおいしゅうございました。

江戸時代の都市部では、白米を食べたそうですが、
燃料にする薪の調達が難しかったからだそうですね。
玄米だと調理時間が長くなるから、どうしても燃料が余計に必要になりますね。

だから現代は、各種圧力鍋や、上記のような玄米専用の電気釜など、便利な道具がうまれ
誰でもおいしい玄米を食べられるようになりました。
いい時代です。

圧力鍋や電気釜は健康的にはよくない!
という説もあるそうですが、あまりかまってません


とにかくおいしく炊けた玄米は、どんな食事にもまさるおいしさです


実家では二人暮らしなのに、母は酵素玄米、父は白米で、二種類を炊いていました。
どちらかが無理するより、その方法もいいと思います。




美味しいお米と野菜は
錦自然農園フルーツストア

 
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どんなガンも自分で治せる?

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薪ストーブ用の木です。いつも割ってくれてダーリンありがとう。


自力でガンを治した人達の講演会を聞きに、先週、福岡まで行ってきました。

まったく世間に知られていないのが不思議なくらいですが、
医師がサジを投げた患者や
余命一カ月と宣言された人、
5年生存率0%といわれた人も、
悪名高きすい臓がんも含み、
医療を受けずに自然寛解に至り、10年、20年生きている人を数百人リストしているのが、
その日の講演会を主催した「ガンの患者学研究所」略してガン患研という全国組織です。

その日壇上に立たれた三人の方々は、いずれも命の崖っぷちに一度は立ちながら、
自分で治すという心を持ち続け、寛解に至って十数年以上という方たち。

その中のおひとり、岡山県から来られた春名さんは、咽頭ガンがステージ4で発覚し、
医師から手術はできるけど、手術後、声と聴覚と視覚と味覚を失うリスクがあることが告げられたそうです。
この段階で自死を選ぶ人もいるかもしれない非情きわまりない話です。

しかし彼はなんと、手術までの4カ月で、自力で咽喉と舌のガンを完全消失させ、
リンパのガンが少しあるというレベルにしてしまいました。

働き盛りだった彼が四カ月仕事を休んで、孤軍取り組んだことは、
食事と心のケアと体を温めることだけ。

だけ、といってもその話は著書も上梓されているほどで、とにかく深い。
手術後、再発を防ぐために、中国にわたり、
ガン治しに特化したかくりん気功を学び、
今はそれを広める活動を展開しておられます。

ガン患研は、もともとは20年以上前に、
医療に頼らずガンを治した人たちを国内外で取材したドキュメンタリーを制作した
当時のNHKのディレクターが中心になって結成された非営利団体です。

一定の治療法や器具をおし付けたり、西洋医学を拒絶したりするものではありません。

すべての中心は、治すこころを、相互の励まし合いや、
治ったヒトたちの姿を見る機会をつくることでがん患者の心にはぐくむこと。

それを通じて治るヒトを増やすことを目的に運営されています。
がんは治らない病気というイメージを完全にひっくり返している場所が、
日本にあったのですねえ


ガンになったら病院にいって、
手術してすむならチャチャっとやっていただこう。

というヒトが世の中のほとんどだと思いますが、

病院は、医者は、けっこう、患者のことはヒトゴトです。
医療はショウバイだと思っているかんじがありありとします。
がん患者の話を聞く機会が多いのですが、
彼らの話や私が見てきた風景を統合すると、
病院(医師)は、臓器を切ることによるダメージや再発可能性の高さなどはほとんどかまっていません。
営業マンが商品を売って売上増を目指すように、手術件数や薬剤、放射線治療の件数の上昇を目標にしてるのでは、
とかんぐりたくなる病院(医師)が、悲しいかな多数派です。

そんな場所に身をあずけることのキケンを病気になる前に知っておくことは意義深いことだと思います。

切れといわれたら、乳房でも子宮でも肺でも大腸でもなんでも切っちゃうヒトがほとんどです
私もそうでした。
自分で病気を治すなんて、そんなあほな、と思ってました。
あるいは、限られたすごいヒトだけにできることだろうと思ってきましたが、

自力で治った「ふつうのヒト」がこれほどたくさんいるという事実。
これを、病気になる前に知っておくと、
無駄なお金や時間を費やさずにすむかもしれません。

二人にひとりががんになる時代というのに、
保険会社と薬品会社の売上が膨れ上がるだけで、日本のがん医療はほとんど進んでいません。
(アメリカでは以前よりがん死亡者も罹患率も減っているそうですが、日本は逆)


講演会のあと、立ち話で、がんを治した会員のヒトから聞いたことです。


「横のつながりでみんながそれを勧めあっているわけじゃないと思うんだけど、
治ったヒトは、だいたい全員、同じことをしているね。それは、

1、玄米菜食
2、びわの葉温灸
3、ウォーキング

不思議なくらい一致してる。治ったヒトはみんなこれやってますよ」


びわの葉温灸ごときでガンが治るわけないでしょう?
と思っているヒトは多いと思うのですが、
どうも、そうじゃないらしいです。
ビワの力がすごいそうです。
先ごろ話題になったビワの種も、百個くらい食べてはじめて毒になるそうです。




今週も野菜、蕎麦のお申し込みは水曜正午締切です!
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3日断食の感想

ダンジキ・・・・・

2日まではしたことあったけれど、
3日はしたことがなかったのでやってみました。

断食に入る前も、一日一食で小食には慣れていましたが
いざ入ってみると、それほど空腹はなかったのでした。

空腹よりアタマがぼよんとするのは、困りました。
毎日犬の散歩に出かけるくらいの体力はありましたが、あまり長くは歩けなかったですね(5キロ目標は無理でした)。


三日間の間も、何もとらないのではなく、

野菜スープと玄米養生スープと焙じ茶とかは飲んでいました。

だからおなかがすかなかった、ともいえますね。


もともと大腸が不調なのですが、ふだんよりお通じがよかったのは
うれしい驚きでした

気のせいかもしれないけど、シミが少し薄くなっているような気もします。
気のせいかな。


終わったあとも、がーっと食欲に燃えるような気持ちにはならず、
ゆっくり玄米のおかゆなどを食べています


この状況を少しずつならしていき、もう少し長く出来るようになるといいなあと
思っていますが
ビョーキもちは自分でやらないで施設でやれ、という声もありますので
3日くらいを習慣にするのが、いいのかもしれません。


ダンジキしていなくてもそうですが、
野菜スープの存在にはすごく助けられています。
自然栽培と有機栽培の野菜の微妙な差がわかりはじめたような。。。。

気のせいかもしれませんが

自然栽培の野菜しか食べないというヒトがいるそうですが、高いハードルをあえてする意味が
少し判ってきたような。。。。。

しかし自分で、れんこんやゴボウや白菜を作るのは無理だし。
自然栽培オンリーの食生活は、むずかしいですね

でも先はわかりません

もうすこし私が野菜作れるといいんですけど

結局、わたしにかかっております

昨日フィンドホーンの本を久しぶりに読み返して、
かの地では、肥料をたくさんやって、痩せた土地に野菜を作る
というくだりを読み、肥料がなければ、フィンドホーンで生産性を高めることは本当に無理なのかどうか
ちょっと考えていました。

次に海外いくのは、フィンドホーン、と思いつきました
畑見学したいです

でも、堆肥ばりばりなかんじもするな

もっと別のところにいきたいかも
自然栽培で美味しい野菜を、バラエティ豊かに、大量に作っているところ
どこですか?
海の向こうじゃなさそうですね。




お野菜、蕎麦などは水曜正午締切ですよーー。
無農薬のゴボウ、里芋・有機JASの白菜、ニンジンが人気です

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「スケールをデッカク区切って、じっくり人生を熟成させるんだー」

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1980年代から大事にもっているりぼんコミックスの
『流れ星パラダイス』(陸奥A子)。

改めて奥付を見たら、1987年の初版でした。
このとき漫画の主人公は18歳。
アーチストである、発言の主は27歳前後?

13年後を(40歳前後になるとき)を一区切りにするというこのアーチストの発言に驚いている主人公と同じ気持ちで
ワタシも当時この発言を読みました。


うん 
スケールをデッカク!!区切って、じっくり人生を熟成させるんだー



当時女性は、25歳前に結婚すれば成功者。30歳すぎたら女性としてみてもらえない時代でした。
21世紀になりたての東京でさえ、
「30過ぎの女は女として見られないんだよ、えみちゃんは知らないでしょうけど。日本の男ってみんなそうよ。とくに会社員はね」。
私は会社員にうとかったので、友人が教えてくれました。


根強いのは、
人生のイベントや節目はすべて人生の早期に詰め込んでおくものだ、という世間の思い込み。

60歳で結婚したり、70歳で新しい業界の仕事をはじめたりするとみんな驚きますね。


人生ゴールの設定が早すぎるから、
何にせよ急ぐ必要があるかのように思わせられているのではないか。

スケールをデッカク区切れないのではないか。


定年がゴールのように言われていた時代から、いまは、年金受給の関連もあり、
ゴールがあいまいになってきていますが、70でも75でもなく、ゴールは120歳。
これが適正な気がします。ゴール設定より前倒しのゴールがきても、まあそれはOK


この設定があるだけで、暮らしにおける時間の概念が変わっていく気がします。


だってゴールは遠いのだから、急ぐ必要がない。急いで短縮して、できた時間のあまりを、どこかに継ぎ足していく必要がない。


その方向で生きることに決めました。


急ぎ癖の弊害は、最初に出た答えに飛びつきやすくなること。

急がなければ、多様な答えを受け入れる余地が増えそうです。
多様さは、外国にいくとか情報に接するだけなく、1メートル四方の世界でも深く見ることで得られますね


1ミリ四方が内包する豊かさは、急いでいてはわからない。
そうやってワタシはどれだけの豊かさを、目の前に広がっているのにもかかわらず、気づきもしないで、わかりやすいものに飛びつき続けてきたでしょう。


ゆっくり歩かなきゃ。
ゆっくりゆっくり。


せっかちを全否定する元年。いえ、元日であります。きょう。1月13日。
理由はまたの日に書くでしょうか。



安全なだけでは売ってません。美味しいから販売させていただいております。
ウエブサイトは↓
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「心配ご無用」

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オットがつくった菊芋の煮物。
菊芋たくさん、れんこんちょっと、ごぼうちょっと、にんじんちょっと、たまねぎちょっとを油で炒めて、
山江村の乾し椎茸を手でぱらぱらと割りいれて、赤酒(熊本のソウルアルコール・みりん的なもの)、醤油で
調味して、一晩おいて味をふくませる。
菊芋とれんこんの食感の違いがうれしく、ごぼうを煮るとしみでるダシもきいて
「全部食べていい?」「だめ」という会話が出るほど
箸を止めるのに強い意志力が要求される一皿です




本日8回目の結婚記念日です。
特別なことは何もせず、ふたりでその会話をしたわけではないが、
ブログに二日連続そのネタでいくのはなぜなのかな。


熊本に旅立つ前の日に、東京・錦糸町のタイ料理屋でランチした編集者(男・50代)との会話を掘り起こしました。
なんでもメモっている性格がこわいですね。


「もう東京めったにこないんだろ?」

「はい。きませんね。来るのは冠婚葬祭くらい」

「東京を去るにあたって寂しくなったり悲しくなったりしない?」

「ぜんぜん」

「ぜんぜんなの?」

「ちょっと前まで気持ち的に、谷とか山とかありましたけど、それも終わったみたいで、いまはフツーーです」

「向こういったら、やなこといっぱいあるだろうな」

「あるかもですね」

「あまり頑張らないでいやになったら帰って来いよ」

「帰ってきませんってば」

「帰ってきたって、ほーら言ったとおりだろとか言わないから」

「帰ってくるわけないでしょ」

「帰ってきたら、農家嫁体験失敗記とか書けるかもな」

「書きませんから」

「覚悟して頑張るとかしなくていいんだからな」

「まー覚悟もしてるし、頑張りますよ」

「そんなことしなくていいんだから。無理すんなよ」

「新規就農の大先輩いるし(夫のこと)」

「いまは愛してるかもしれないけど・・・」

「心配ご無用」



やさしいコトバなのか、失礼なコトバなのか、いまだに判然としません。
幸いにも、その人の心配してくださったことごとは、ことごとく実現されないまま、今にいたっておりますること
ありがたやありがたや。


「気持ち的に山とか谷とか」とは?

というのは、今もふしぎな気持ちで思いだしますが、
ぜんぜん感情的になっているわけではなく、
とつじょ、まったく突然、涙腺が決壊。
夜でしたが、涙が出てとまらなくなりまして、いったいいったい、これはなに? と驚いて
熊本に電話したことがありました。

自分で感情に蓋をしていたのか?
ワタシの動きがせっかちすぎて(1回あっただけで結婚をきめる)、
体に心がついていけてなかった? 
今になっても、それがなにか、わからないままです。

いずれにしても、
おもしろい動物をみたことを報告するような気持ちで、電話したのに、
彼はとてもとても心配していました。
そういう優しさに慣れてなかったので、自分よりさらに上をゆく珍奇な動物を発見した気分でした。




菊芋も、山江村の乾し椎茸も、無農薬栽培のごぼうも。
今日から無農薬・無化学肥料・宮崎産・蕎麦の実を販売開始します
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地図のない旅

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12月15日の野菜セットです。今週はどうなりますかまだ未定です。


あけましておめでとうございます。
明日でなんと
錦自然農園に嫁入りして八年目です。
「ダメだったら帰ってきていいよ、ほーらねー、とか言わないから」
という声に見送られて東京を出た日から、ずいぶんとまあ、遠いところに来ているなあ。


先月のアメリカ旅行のときに、あれ、と気づきました。
ワタシたちっていつも「地図のない旅」してない? と。

地図もなく旅をすれば、
しなくていい苦労をするし、無駄な時間を費やすことになり、望んでいるわけではないのに手間隙がかかる。
最悪。

先月の旅で、日本から地図もガイドブックも用意しなかったのは、
地図やガイドブックくらいどこでも買える、と思ったからなのに、
世の中はネットでなんでも情報をとってくる社会になっていて、
「地図もガイドブックも、レンタカー屋にもコンビニにもおいてない」「本屋なんかどこにもないし」

地図をやっと手に入れたのは、アメリカついて三日目。
日本のJAFにあたるAAAの支店に飛び込んで、やっとローカルの地図に出会えたです。

それまでは、何をしていたかというと、だいたいこっち、と進路がわかる程度の大きな地図をたよりに
フリーウエイを爆走していただけ。
どういう理由か、スマホ(アイフォン)がネットに接続できない時間が多くて、ナビとして肝心なとき役に立たず。

地図のない旅
ってなんだか、かっこつけた紀行文みたいな音の響きですが、現実に、地図もなく、ほぼ何も事情がわかってない異国で、
次にどこにいくのか、最終的にどこを目指すのかもはっきしりないまま、車を超高速で走らせている・・・・なんて
何がなにやら、頭バクハツしそーーだよーーー
という時間が、けっこうあったりしました。
楽しくないわけではないのですが、えきさいてぃんぐすぎるのです。

「えーー!」と驚く私に
「べつにそんなに騒ぐことじゃない」という対応をするおっとの図式

で、途中で気づいたのですが、
これは、ワタシが熊本にきてからふたりでやってる農業と同じじゃないかと。

「えーーー!年収百万ちょっとなの?」
「べつにそんなに(以下同文)」

ゴールは
リッチな農園なのか、無農薬無肥料の果樹栽培なのか、農業をやめずにすむことか、
お客さんが幸せになるフルーツづくりなのか

とにかくこの8年、超高速でフリーウエイをかっとばしてきたことはまちがいない
ときにはゴールがあることも、何かを目指していることもすっかり忘れ、それでも毎日どこかには必ずたどりついて、
喜んだり、反省したりして、なんとか今にいたる。

地図はないけど、ナビは壊れているけど、
わりとよく働くのが、ツマのアンテナです。

アリゾナの山中で、もう自分たちのヘッドライトしか、文明がともしてくれる明かりはない!
早くねぐらにつかないと、ここ「コヨーテ注意エリア」だよ~~ってときに、

「引き返そう、どこかで間違えた!」とオタつくオットに、
「大丈夫、前に進んで!」と目をまっすぐ前に向けて冷静に前進を命令するツマ。

「えーー、でも~~だと~~~~だから」と理論的に反論する夫。
「大丈夫!」。理屈なし、説明なしのツマ。

こういうシーンが何どか繰り返され、だんだんとツマのいうことは当たってること多かりしことが証明されていき
ついに、おっとはつまから、こう言い渡されるのでした。

「わたし、説明はできないけど、説明求めないで、黙ってついてきてくれる?
説明求められるとめんどくさくなって、もういいよ、あなたのすきにしていいよ、って思ってしまう。
間違ってたときに私が、だからあのときそうじゃないかと思ったんだよ、というの。これ、あなた、いやでしょ?」

おっとは意外にも、にこにこして、うん、というのでありました。

「ワタシの熊本のともだちの、複数のヒトから聞いたことなんだけど、
男がやろうとしていることを見て、
それ間違っているのにな、とやらないほうがいいのになと思っても
女に指図されるのがいやな男のプライドをかんがみて、何も言わないんだって。
やっぱり失敗したなあと思っているけど、忠告とか指図が嫌いな男のプライドのほうを大事にするんだって。
そんな怖いこといやよね? あなた、そういうの、いやじゃない?」


旅は人生。人生は旅。よくぞいったもんです。


地図のない旅が好きなクセは、健康問題にもおよんでおります。
誰かがやった旅のあと追いをしているわけでも、地図やガイドブックがあるわけでもないんですが、
ワタシのアンテナにひっかかるのはコッチダ~~、とやってます。
ひとのせいにはできません。自分を実験台にしてこの道がどこに続くのかを試している最中ですから。


まったく呆れるくらい、いっつも、やることが同じです。

このパターンが好きなのか、と問われれば、それしかできないと返事するしかありません。



もう新米とも、新規就農ともいえない8年目(オットは15年目です)なのに。

相変わらず、スムーズにできないことの多い、
信じられないくらいジタバタとギクシャクの多い毎日をやっている
正直と誠実しかとりえがない錦自然農園。

この不恰好な、ギクシャクぶりに理由があるとすれば、

こういうふうにするのが世間の普通、とか
まともな農園はこういうふうにするんだ、とか
これが最近の流行、とかを踏襲することが、ことごとく、なぜか、できず
できることは、いちいち自分らのアンテナに聞いて、進むことだけ・・・・・のせいかもしれません

こういうところですが、今年も、うんざりしないでお付き合いしてやってください。
どうぞどうぞよろしくお願いします。


追記
今季はキムチを作らないことになりました。
すみませんがよろしくお願い申し上げます。


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