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80歳老女、元気のひけつ 

facebookページにも紹介している実母のことです

彼女は、70歳を超えてからパワーアップしたと気づきました

母は当時、歩くのも不自由で、
段差を昇降するのが難儀で、いつ激痛がくるかと不安で、めったなことでは部屋から出られない
という状態でありました。

福岡のどこの病院をたずねても、「老人だからしかたない」といわれ、
どんな画像検査をしてもわからなかった。

それで、私が当時住んでいた神楽坂から歩いていけるというだけで選んだ
東京厚生年金病院の整形外科につれていきましたら
レントゲンで、簡単に、わかってしまいました。
原因不明、治療法も不明の、骨が壊疽に向かっていくレアな病気がひざの関節にあることが。

「だけどおとしですから、進行は遅いです。これ以上大きな問題にはならないと思います」

と医師はいいました。

治療法がないんじゃしかたない。

だましだまし、病気をなだめながら生活していた母が出会ったのは、
靴をかえることでした。

歩きやすい、手作りの革靴をえらび、整形外科に採寸してもらって靴底をあつらえたのです。


「どこまでも歩いていけるごたーる」


と母が言うのをそりゃよかったね、と軽く受けておりましたが。

考えてみると、そこから人生が一転しています。

何十年も、きょくどのO脚だったのに、すらーっとまっすぐになっている。
歩くのが早くなり、
肉売り場から魚売り場に行くだけでも、すぐに駆け出す人になっている。


スポーツクラブに通い始め、
カナヅチだったのに、えんえんとクロールで泳げるよう人になったのは、
73歳をすぎてから。

刺繍や編み物が得意で、外で人と交わるタイプではなかったのに
カラオケ教室に通うようになり、
明確に音痴だったはずが、別人のように、聞いているこちらが目を丸くして驚くほど唄えるように。

自転車で片道30分かかる場所まで、ひとりでサイクリングするようになり、

そして一年前から卓球グループをつくり、週1~2回四時間も(部活か?!)
ピシンパシンやってるそうです。

おなかまはみんな、同年輩のババーズですが、
中には5万円のラケットを買って、トレーニングに励むババー様もいるそうです。


もしも、母が
靴と靴底を変える、ということに出会わなければ、
ここに書かれているいっさいが行われてなかったかもしれない
居間でテレビみているだけのおばーちゃんになってたかもしれないと
気づいたので書きました。


先日福岡に帰ったときに、その靴を貸してくれるというので
はいて帰りましたら
やっぱりいいわーーー

これは人生かえるわーーー


と思いましたが
母が靴をあつらえた店はなくなってしまい、
もうそこで買うことはできないそうです。靴屋の名前もわかりません。

でも十年たっても、きれいにはけるのは、
やはり丁寧になめされ、よく選ばれた革で、きちんと作られているからだと思います。
靴底は医師からアメリカにデータをおくり、取り寄せてもらったそう。(保険がきいたそう)


いまさらですが、
靴えらびは、人生の基本の基本、ですね




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