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石臼挽き、無農薬そば粉の終了

SOBA1.jpg
蕎麦粉で作ったクレープです。
アラン・デュカスレシピで、バターと小麦粉が入ってますが、蕎麦粉だけでも大丈夫。



はまかわさんのそば粉が今季、早くも終わってしまいました

当園の販売は始まったばかりでしたが、
週を追ってお客様が増えていくなか突然の終了でした。
ご好評の声が聞こえ初めてきたときに、ああ・・・ざんねん・・・・・・


ほんとに残念です。

理由はといいますと、鹿と天候です。


1反もの畑が、鹿に食い荒らされてしまったそうです。
いったんっていわれても、ですよね。
300坪です。1000平方メートルです。

鹿に食い荒らされる無念は、私たちもブドウでさんざん経験しました。
しかしこれほど広大にやられてしまうのは、未経験ゾーンです。
淡々と話されていましたが、胸中は計り知れません。


そしてもうひとつの理由が天候。

夏の終わりから長雨にたたられ、収穫量が厳しいものになりました。

南九州のほかの地域でも、例年より蕎麦の生産量を減らした農家は多いらしく、
国産蕎麦のみにこだわる蕎麦屋さんが、きついですね。

無農薬蕎麦を石臼で丁寧に粉にしてくれるはまかわさんの蕎麦粉を待っていた蕎麦店主の悲鳴が聞こえるようです。


わざわざ、うちまで、蕎麦が終わる話をしにきてくれたはまかわさんと、
しばし蕎麦談義になりました。


日本の伝統食なのに、蕎麦の国内自給率は25%(平成25年)しかないんですって。


足りない分はどこから来てるかといえば、中国がほとんど。
輸入量の85%だそうです。残りはアメリカがほとんど。

国産と外国産のそば粉の価格差は二倍以上なので、
国内産を使うそば屋はけして主流派ではなく
一流のそば屋の看板を掲げていても、必ずしも国産にこだわってないそう。

「石臼挽き」なんてポスター貼ってあっても、「中国産」
かもしれないってことですかね

「国産」なんて貼ってあっても、「ちょっとは使うけど、ほとんどは中国産」
かもしれないってことでしょうか。


昨日は、「蕎麦デイ」でした。

夕方には、別のご近所の農家もうちの玄関先で、
「来年は蕎麦を必ず作るから」
と宣言していかれました。

去年まで販売させていただいていたKさんです。
有機JASを取得して作っていたのだけど、今年はご主人が急逝されて、作付けができませんでした。

来年はどちらのそば粉も販売できるといいなあと思ってます。

うれしいのは、どちらの農家も、

「そばの実」の販売に意欲をもたれていること。

しゅうとめからも、うちのお客様からも、そばの実はずっとリクエストされていて、
来年こそ、と思いながら、実現できず年が過ぎております。

これが実現しにくいのは、そばを実として販売するのに必要な、加工の機械が高額なこと。

また、粉にするより、実のほうが、量が少なくなるうえ、
加工代金が加わり
販売価格が高くならざるをえません。


いろんな事情がありますが、
無農薬で国産蕎麦を作ることを、応援していきたいです。


作ることを、生産者がやめないでくれるには、
ちょっと高くても、買う人がいなければ。


落語にも時代劇にも蕎麦のシーンが欠かせないのは、
日本人が蕎麦をずっと食べてきたからなのに
なぜにこんなに生産者が少なくなったのでしょう。
蕎麦を食べる人は、確実に、増えているのにです。

ひょっとしたら
ヤマイモや小麦粉で割増した、つなぎだらけの蕎麦を食べているのかな。
養殖だらけの鮨ネタで、鮨を食べる人が増えているように。
コンビニのおにぎりで、海苔を食べる人が増えているように。


安ければなんでもいい
というヒトばかりになったら、あっというまに、中国&アメリカ産にのみこまれてしまいます
それでもいいのか、どうなのか。
25%の蕎麦自給率が10や5になったら、もう、歯止めはきかないですよね~~






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