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自然療法1本からから抗がん剤治療との2本立てに①

2016Jun3_5_momo.jpg
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抗がん剤に再挑戦することにきめました
まったく効かない可能性も覚悟のうえ。

それでも決めたのは、
延命の可能性があるからです。
代替医療だけで延命するより、さらに強力なエンジンが得られるのならと考えました。


「延命のために抗がん剤を受ける?
そんなことするくらいなら、何もしないで、死んだらいいのに」

と思う人が多いことは承知です
私もそう思っていました。でも気持ちが変わりました。
こういうことっていよいよその立場にならない限り、リアルに想像できないと思います。


延命といってもその数字はさまざまです。
2ヶ月しか延命できないかもしれないけれど、
運がよければ2年くらい延命できるかもしれない。
もっとツイていれば、10年、20年の延命もありえる。
というのが抗がん剤のやってくれることです。

こんな田舎の、狭い人間関係で暮らしていてさえも
15年、20年の延命を抗がん剤のおかげでなしえた人の存在が
耳にも目にも入ってきます。
つまり、抗がん剤による長期の延命は激レアではないんです。
ありふれてはいないけど、聞いたことあるね、レベルです。


抗がん剤にがんを治す力はないという意見は、
ある意味正しい。

がんを治すのは、抗がん剤使用の目的ではないのです。
抗がん剤使用の目的は、延命に限定されます(予防的使用法はべつにして)。


「この薬でどれくらい延命できますか」と医師に質問する人は多いと思います。
「薬による延命の平均値が2週間です」

というクスリもあるそうで、そうきくと、「やる価値なし」と思うでしょ。
でもそれがしろーとの浅はかさ。

平均値からはなれたところで、高い効果を上げている場合があり、
発表される数値とは裏腹に、何年も延命できる効果があったりするのです。
それでなくても平均値は、がんという個人差の大きい病気においては、かなり意味が薄いわけです。
2年延命できるだけでもすごいです。
半年先に死ぬより、2年先のほうがいいな、私は。


55歳の人が抗がん剤でしっかり治療して、
いつでも死んでいいや、と好きな仕事に没入し、
きがつけば75歳まで延命してなくなった話を最近聞きました。
 
延命と、一言でいっても、その実際的意味の幅広いことは、世間にほぼまったく知られていません。

治せない、
だけど延命できた。


このパターン、代替医療でも多くみられるのは同じですが、
なぜか抗がん剤だけ、「治せない」が拡声器を使って、大声で広められています。
代替医療側は、総じて広報宣伝の意欲が強いせいですかね。
抗がん剤のワルクチにも力が入ります。
こうして抗がん剤は歪曲された誤報が広まり、誤解され続けます。

抗がん剤で治せなかったら「病院が悪い」と、患者や家族は被害者になれますが、
代替医療で直せなかったら、「患者が悪い」となるのも、不思議。
患者は、被害者でもないし、病気を治せない悪人でもないのに、
なんで? と思うけど、代替医療推進派は、かなりの確率で上記の言い方をします。

がんは、百人いれば百通りの病態があるってことも知らない人が、わけしり顔で
がんを語るからでしょうか? 
「あの人が治っているのにあなたが治らないのは、あなたが悪いからだ」
本気でそういうせりふを吐く人がいるんです。


抗がん剤がどれだけつらいかも、人によって違います。
楽にすむ人、抗がん剤のおかげでQOLがあがり、職場復帰できるようになった人もたくさんいます。
その逆もいます。抗がん剤を使わなければ、普通に暮らせていたのに、
寝ているしかできなくなった、という人もいます。一回の服用で亡くなる場合もあります。


前に抗がん剤を受けたときの自分と、今の自分で違うところがひとつあります。
それは、薬のありがたみを知っていること。
薬の「威力」を知ってしまったこと。
最近、痛みと出血に耐えかねて病院で薬を処方してもらったら
嘘のように問題解決。ふつうに暮らせる。
医学よ、ありがとう!
こんな気持ちになったのは、53年の人生ではじめてです。

薬きらいで、あまり服用してこなかったから。知らなかったんです。
悪質な化学物質を食べるといつまでも頭が痛くなったり、口がしびれたりするタチだったから。
でも、クスリってすごいんですね。効くときは効くんだわ。

この、代替医療であろうと、標準治療であろうと、治療にあたって患者が必ず持たねばならない
期待感
が前の抗がん剤使用のときは、みじんもなかったのですが、
今回はある。

私は、以前と違う私なのです。

そして、がん治療がどれだけしんどいものか、前に書いた
熊本の工藤房美さんの著書で知り、
勇気をもって治療に立ち向かう人の凄みを知った。

この部分も、以前とは違うニュー私です。


やっとわかりました。


認めざるをえません。

私は戦争のさなかにいる兵士なのです。


戦場は、第2次世界大戦最大の激戦の記憶として語り継がれている
インパールなみの場所です。
私はインパール作戦がどんなに激烈な苦しみをもたらすかわかっていながら
戦地におもむく兵士です。


なんで私だけ出征しないといけないのよ~~

きつい病気になった人は、一度は思うことでしょう。
なんで私だけ? 私が何か悪いことしたっていうの?

でも
ひょっとしたら
逆かもしれません。
私は何かいいことをした。おかげで、こんな機会をもらったのかも。

この危機的状況を乗り越えさえすれば、「がんのおかげで今がある」
と思う日を迎えるかも。
どういう「今」なのか、現時点では想像もできない「今」。


過去をふりかえっても、
想像力で描ける未来よりずっと素敵な未来が、
ちょっとキツイ時間の、その向こう側に、必ず待っていましたもんね。


長くなったので次に続けます。


工藤房美さんの著書はこちら

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